どうも、名古屋のお隣尾張旭というところで髪質やダメージに悩む方々と日々真剣に向かい合う美容師の水野です
たまにお店によって縮毛矯正のメニュー名が違うの見たことありませんか?
アルカリ矯正だの酸性矯正だの何のこっちゃ?って思ってる方いますよね
今日はそのあたりについてお話ししましょかね
美容室のメニューの名前の決め方
そもそも美容院のメニューやスタイルの名前ってどうやって決まるの?
って疑問に思ったことないですか?
メニューやスタイルの名前なんて特に決まりもないので別になんでもいいんです
言ったもん勝ちなんですよ
なんとなく名前でわかりやすくインパクトのあるものであればなんでもいいのでテキトーにつけてる場合もありますしね(笑)
わかりやすいのはトリートメントの名前とかですかね
よく最近だとオージュアトリートメントとかオジオットトリートメントとか聞きますよね
あの辺とかは使ってる商材の名前をそのまま使ってるだけです
あとはなんとなーく響きが良さそうな言葉をつけてたり仕上がりをイメージさせるような言葉を使ってたりします
まあ何が言いたいかっていうと名前は単なる入りでしかないのであまり意味を持たないってことです
ダメージレスとかいい例ですけどね
ダメージしないなんて無理なんで(笑)
現実的にありえない話なんで
あんまこうゆうこというと色々言われちゃいますが。。。
縮毛矯正についてもそれが言えます
縮毛矯正の場合だとよく聞くのはアルカリ矯正や酸性矯正というフレーズじゃないでしょうか?
アルカリ矯正?酸性矯正?
このアルカリや酸性というのはPH(水素イオン指数)のことで
縮毛矯正をかける時にどの領域でかけていくか?ってことです
縮毛矯正をざっくり二つに分けるとこのアルカリ矯正と酸性矯正になります
細く分けるともうちょっとあるんですが
一般的な美容院ではこのアルカリ矯正という矯正を主にやっています
酸性矯正をやっているお店は割とマニアックなお店ともいえるでしょう
僕個人としては純粋なアルカリ矯正は現在ほとんどやりません
この後にも書いていきますが僕の求める仕上がりとちょっと違うんですよね
昔の縮毛矯正をされたことがある方は知ってると思うんですが
仕上がりがツンツンでハリハリな毛先でただ癖を伸ばしました!って感じだったんですよね
典型的なアルカリ矯正ですが今では色々と進化してより自然な仕上がりを求めることもできるようになりました
それぞれのメリットデメリット
まずアルカリ矯正なんですが
健康毛や癖が強くかかりにくい髪にも綺麗にまっすぐにすることができます
主に薬の力メインで伸ばすイメージです
なので薬の力は強くダメージも強いです
カラーやパーマもアルカリ領域でのダメージなので痛みが進行している場合は縮毛矯正をかけられない場合も出てきます
あとは仕上がりで柔らかさが出にくいので割とツンツンな仕上がりになりやすいです
そして酸性矯正ですが
これはかなりの熟練度が必要です
酸性の領域で矯正をかけるには正しい知識と絶妙なアイロンワークが必須です
ダメージは少ない分癖が伸びにくいというデメリットがあります
酸性領域のダメージだからといって全くダメージがないわけでもなく
アイロンワークが難しいためにアイロンの熱ダメージなどを誘発する可能性もありますし何度もやれば当たり前のように傷みます
それぞれに強みと弱みがあるので髪質やダメージ具合によって矯正で使う薬や工程を組み替える必要があるんです
上手い人はどちらでも矯正をかけれるのでそれ以外の求めるところで決めてることが多いですが
僕個人としてはここには書いていないんですが
低アルカリ領域でかける縮毛矯正をベースでよくやります
↓こちらでも書いてますよ
これは二つの矯正のいいとこ取りみたいな感じです
もちろんデメリットもありますが僕が求める仕上がりに近いので僕の基盤になってます
もちろん髪質やダメージ具合に合わせてケースバイケースでいろんな方法をとりますよ
まっすぐにするだけが縮毛矯正じゃない?
縮毛矯正するとまっすぐになるだけで動きのあるスタイルは楽しめない。。。
って思ってる方もいるんじゃないですか?
確かに根元から毛先まで縮毛矯正をかけてしまえば動きもない感じになってしまします
でも癖の気になる根元から中間くらいまでは縮毛矯正をかけて動きの欲しい毛先にはデジタルパーマをかけてあげる通称ストデジなるものがあるんですよ
これならまっすぐにはしたいけど動きも欲しいって望みを叶えることもできますよね
なんでもそうだと思うんですがやり方次第で可能性は無限大だと思います
もちろん現実的に無理なこともまだ多々あります
でも美容業界、技術はどんどん進化してますのでやれなかったことがどんどんできるようになってきてますしこれからもそうなっていくと思いますよ
もちろん色々なことができるようになるってことはその分ダメージを負うリスクも高まるってことです
そのことはしっかり理解した上でヘアスタイルを楽しめるといいんじゃないかなって思います
酸性矯正とアルカリ矯正どっちがいいの?
って思っちゃいますよね?
この質問もらうことがよくあるんですが
髪質やダメージ具合によって変わってくるし
求める仕上がりによっても使い分けがあるのでどちらがいいとは言い切れないです
でも美容師一人一人得意な分野があると思うので
メニュー名で決めるより縮毛矯正が得意な美容師を探して任せることが大事なんじゃないかなって思います
縮毛矯正が得意な美容師なら状態や求める仕上がりに合わせて色々やってくれますからね
結局は何を使うかよりそのものを使う人の技量が大事ってことですよね
ご質問やご予約はLINE@が便利ですよ
ご来店前に事前にカウンセリングなどもできますので
お気軽にお悩みなどご相談くださいね